【排水ホースカバーをDIY】見えない部分は簡略した超簡単ステージの作り方!

洗濯機の排水ホースって見栄えが悪いですよね。

でも何かあったときにはメンテナンスしやすいようにしておかなければならないので、すぐに手の届くところに配管するのがセオリー。

排水ホースのせいで微妙な空間が空いてしまうのも何とかしたいものです。

本記事ではこんな悩みを解決します。

読者の悩み
  • 排水ホースをうまく隠したい
  • 洗濯機横の微妙な空間を何とかしたい
  • でも何かあったときはメンテナンスはすぐにできるようにしておきたい

そこで今回は排水ホースを隠すステージの作り方を紹介します。

私のプロフィールはこちら!

筆者のプロフィール
  • イベント、内装業界に携わり15年
  • 営業、提案、発注、現場と業界の裏側を一通り経験
  • 時間と場所とお金のゆとりをDIYに全力投球
  • 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中

初心者でも作れるステージなので作り方も簡単!

でも見た目はすっきりシンプルでちゃんとしたステージです。

当記事を読む読者のメリット
  • メンテナンス時も心配なし!置くだけステージが作れる
  • 材料費、千円以下で作れるので低コスト
  • DIYなので空間の雰囲気にマッチした材料を自由に選べる
  • 見えないところは省いた超簡単ステージの作り方が分かる

極論、のこぎりと木工ボンドがあれば初心者でも簡単に作れるのぜひチャレンジしてみてください!

目次

準備する材料

使う材料
今回使った材料
  • パイン集成材
  • ツキ板
  • ラワンランバー
  • 5ミリ厚の板

木材は部屋のテイストや自分の好きな色味などによって選定しましょう。

うちの場合は洗面室、脱衣室をパイン材で統一しているのでパイン材を選びました!

天板を集成材で側板をツキ板仕上げにしたかったのでラワンランバーも使っていますが、すべて集成材でも大丈夫です!

パイン・杉・桐とかはホームセンターでも比較的手に入りやすいのでおすすめ。

ホームセンターにない木材はネットで購入しましょう!

おすすめのサイトも紹介しておきます。

木材通販のマルトクショップ
  • ホームセンターでは買えない多種多様な木材の取り扱いあり
  • オーダーメイドカットでの注文も可能
  • 電動工具を持っていないDIY初心者は特に重宝

準備する道具

準備する道具
  • 丸ノコ(のこぎりでもOK)
  • 木工ボンド
  • インパクトドライバー
  • Lアングル(何でもOK)
  • サンドペーパー
  • 木工用塗料

電動工具はインパクトドライバーだけ。

DIYにインパクトドライバーは必須道具なのでDIYを始めたい人は持っておきましょう!

最初に何かったら良いか悩んだら、とりあえず最初は14.4Vのインパクトドライバーと買っておけば大丈夫です。

安価でパワーも十分!

14.4Vシリーズならハイコーキが比較的手ごろな価格帯で手に入ります。

最初から気合の入っている方は18V以上がおすすめ!

ツキ板を貼る場合は更にこんな道具が必要なです!

ツキ板を貼るのに必要な道具
  • 鉛筆
  • カッター
  • アイロン
  • ペイントローラー
  • ジョイントローラー
  • サンドペーパー#180~#400

ツキ板の貼り方はこちらの記事で解説しています。

【初めてのツキ板貼り】初心者でもプロ並みに貼れる施工手順と道具を紹介【4つのポイント】

排水ホースを隠す超簡単ステージの作り方

ステージの作り方・手順
  1. 天板の大きさを決めて木材をカット
  2. ステージの高さを決めて木材をカット
  3. ステージの足を組み立てる
  4. 仕上げをする

重要なのは天板の大きさとステージの高さ。

ここを間違えると変な隙間ができたり、排水ホースを隠せなかったりするので注意しましょう!

では作り方を解説していきます。

STEP
天板の大きさを決めて木材をカット

天板の大きさは洗濯機と壁との隙間とイコールになりますが、ぴったりのサイズにはしないようにしましょう。

前後左右10㎜ほどマイナスしたサイズの方が良いです。

※例えば下の写真の場合

洗濯機横のスペース
  • 洗濯機横のスペースが200㎜×800㎜
  • 天板の大きさは190㎜×790㎜にカット(スペースの前後左右マイナス10㎜)

壁が垂直でははない、床が水平ではないこともありますし、木材は伸縮するので-10ミリ程度のクリアランスは見ておきましょう。

カットするときは真っ直ぐカットすること!斜めになってしまうと壁との間に変な隙間が生じます。

真っすぐ切るには丸ノコガイドかのこぎりガイドを使いましょう!

丸ノコを使うなら丸ノコガイド

のこぎりを使うならのこぎりガイド

STEP
ステージの高さを決めて木材をカット

ステージの高さは排水ホースを余裕でかわせる高さにしましょう。

目安としては排水ホースの高さ+50㎜くらい。

ギリギリを攻めすぎるとカット加工を失敗した時に修正できなくなってしまいます。

ステージの高さ

今回は排水ホースが床から約70㎜の高さまで立ち上がっていたので、120㎜の脚を作ります。

【前脚と後ろ脚】ステージの脚の考え方

洗濯機と壁の隙間を隠すステージなので、ほとんど脚は見えません。

見える部分は下の画像で赤囲みした側面と前面だけですね。

ステージの見える部分

他の部分は見えないので作る必要ありません!

なのでL型に脚を作ります。(当然、しっかり脚を作りたい人はロの字に組んでも構いません)

どうしても配管が干渉してしまうため、カキコミを入れました。

緩衝する部分にはカキコミを入れる

側面をツキ板仕上げにしたかったので脚の角は45度カットしてトメ加工にしました。

集成材で脚を作る場合はイモ加工でも問題ないです!この辺は好みなので、好きな方を選べましょう!

トメ加工とイモ加工の「違い
  • トメは木材を45度にカットして角をつくる
  • イモは木材を90度にカットして角をつくる

のこぎりでトメ加工する場合は治具(補助ツール)を使いましょう。

フリーハンドでカットするのは難しいです。

のこぎり用の治具(補助ツール)はこちら!45度カットもできます!

STEP
前脚を後ろ脚を組み立てる

脚は木工ボンドを使って接着しましょう。

隙間を埋めるステージなので木工ボンドだけでも十分です!

強度が心配な場合はビス止めしても良いですが、できればビスは見せたくないので裏側の見えない部分でL金物で補強することをお勧めします。

天板の裏には脚がずれないように板を取り付けておきます。

足をLアングルで補給

後ろ脚も見えないので、高ささえ気を付ければL型でもコ型でも形状は何でも大丈夫です!

ビス止めでも木工ボンド接着でもどちらでも大丈夫。

ビス止めの場合はビスが板を突き抜けないようにビスの長さには注意しましょう!

後ろ足はコの字に組む
STEP
サンドペーパーと塗装で仕上げをする

木材は必ず塗装をして仕上げましょう。木材の保護になります。

色を付けても良いですし、素材をそのまま生かしたならクリヤー塗装がおすすめ。

※その前に必ずサンドペーパーで下地を整えます。

ペーパー掛けをしないで塗装をすると木材が毛羽立ってしまい、きれいに仕上がりません。

  1. #120のサンドペーパーで全体をペーパー掛け
  2. #240~320のサンドペーパーで仕上げ

手で触ってツルツルになっていたら大丈夫です!

今回は水性のクリヤー塗装をしました。

クリヤー塗料
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ツキ板を貼る場合の手順

ツキ板を貼る

ツキ板を貼る場合は下記の手順で行います。

ツキ板が初めてでも上手に貼れる手順
  1. 木材より少し大きめにツキ板をカット
  2. 木材とツキ板に接着剤を塗布 1回目
  3. 木材とツキ板に接着剤を塗布 2回目
  4. ジョイントローラーで空気をしっかりと抜く
  5. アイロンを使って接着
  6. 木材を同じ大きさにつき板をカット
  7. サンドパーパーでやすり掛け
  8. 塗装する

ツキ板を貼る詳細手順は別記事で詳しく解説しています!参考にしてください!

【初めてのツキ板貼り】初心者でもプロ並みに貼れる施工手順と道具を紹介【4つのポイント】

【まとめ】見えない部分は手を抜こう!

作り方は簡単!

ステージの作り方・手順
  1. 天板の大きさを決めて木材をカット
  2. ステージの高さを決めて木材をカット
  3. ステージの足を組み立てる
  4. 仕上げをする

見えない部分は割り切って手を抜こう!

時短になりますし、排水ホースの通り道にもなるので一石二鳥!

見た目も収まりも全然問題ないですね。

それっぽく見せるには『ビスを見せない事』は結構重要です。

また天板と側板に2~3㎜程度のチリを付けておくとカッコよく見えますよ!

「チリ」とは?

集成材は伸縮するのでチリを付けておくと良いでしょう!

伸縮が心配な人は5㎜ほどチリを付けても良いですね。

チリの解説

今回は排水ホースを隠す超簡単なステージの作り方を紹介しました。

のこぎりと木工ボンドがあれば作れるのでぜひ試してください!

使う材料も少ないので低コスト!

余ったラワンランバーでこんなサイドテーブルも作れちゃいます!

このサイドテーブルの作り方は下記の記事で紹介しています!

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この記事を書いた人

ブログ運営者のふくさらです。

時間にも場所にもお金にも多少のゆとりができたので、趣味でDIYを開始。
趣味で始めたDIYにどっぷりはまり物置を作業場にリフォーム。

本業はディスプレイ・内装業界。
15年の業界経験を活かし、暮らしの中のちょっとしたものをDIYで作って楽しんでいます。
最近ではオーダーを頂くことも増えました!

この『ゆとりDIY』では【初心者でもそこそこのものを作れるるようになる】をコンセプトに、必要工具の紹介、DIYレシピやノウハウを発信しています。

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