DIYを始めるにあたり電動工具は必須です。
電動工具があれば「できる事」「作品の精度」「作業効率」が格段に上がります。
でも電動工具は種類がたくさんあり過ぎて何を買えば良いかよく分からないですよね。しかも値が張るものばかりなので、そう簡単に買えないものです。
- なんの電動工具を買えば良いか分からない
- 値が張るので後悔したくない
- 電動工具を買う優先順位を知りたい
DIYと言っても幅が広く内装や外構を自分でやりたいのか、DIYで家具を作りたいのか、などなど。やりたいことによって使う工具も変わってきますね。
今回はキャンプギア作りをするならこれは買っておいた方が良いよね、と言う電動工具を紹介します。
- キャンプギア作りに必要な電動工具が分かる
- 優先順位が高い理由が分かる
- 電動工具を使ってどんな加工ができるかが分かる
私は仕事柄、木工での物つくりの現場に行ったり、内装の職人さんと一緒に空間造りをしています。
そこで得た知識や経験を趣味のDIYに注ぎ、今はキャンプギア作りにハマり中。
- イベントの会場設営、店舗をメインとした内装業界に携わり15年(営業職)
- 営業、提案、発注、現場と業界の裏側を一通り経験
- 時間と場所とお金のゆとりをDIYに全力投球
- 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中
当記事を読めば電動工具でこんな後悔することはありません。
- やりたかった事ができない
- 買ってはみたもののあまり使わない
- これなら買わなきゃ良かった
電動工具で後悔をしないためにも最初に買うべき工具をしっかりと押さえておきしょう!
DIY初心者が早く買うべき電動工具5選
今回おすすめする電動工具は私が実際に使っていて「もっと早く買っておけば良かったー」と実感した電動工具です。
下記の3つのポイントを評価基準としてます。
- 使用頻度
- 作業効率
- 汎用性
結果はこちら!
- インパクトドライバー
- スライド丸ノコ
- オービットサンダー
- トリマー
- 丸ノコ
この5つの電動工具があれば一通りの物は作れますし、物つくり以外のDIYでも間違いなく役に立つものばかり。
3つの評価基準をもとにそれぞれ解説して行きます。
【インパクトドライバー】DIYには必須。思考停止で買うべき工具
DIYのキングオブ工具と言っても過言ではありません。
使用頻度、作業効率、汎用性どれをとっても圧倒的№1です。ありとあらゆるDIY作業において必ずあったほうが良い電動工具ですね。
- ビス止め
- 貫通穴加工
- 座繰り加工
- 円形型抜き加工
ビットと呼ばれる先端のアタッチメントを交換すればビスや六角ネジの締め付け、木材や金属への穴あけ、ナットの締め付けなども可能で汎用性も高いのが特徴です。
電動ドリルは2種類ある
電動ドリルはドリルドライバーとインパクトドライバーの2種類があり、簡単に2種類の電動ドリルの特徴を説明するとこんな感じです。
- インパクトドライバーはパワーが強く、作業音が大きい
- ドリルドライバーは繊細な作業に強く、作業音が小さい
とりあえず最初は種類も豊富でビットの交換が楽なのでインパクトドライバーを買っておけば良いでしょう。
【スライド丸ノコ】早く買えば良かった工具№1
スライド丸ノコは価格は高いのが難点ですが、高いお金を払ってでも買った方が良い代物です。
圧倒的に作業効率、精度が爆上がりすること間違いなし。
直角にただ真っすぐカットできるだけでなく、いろいろなカット加工ができると言う汎用性も魅力的。
- 直角カット
- 角度カット
- 斜めカット
- 複合カット(角度+斜め)
- 溝堀り
丸ノコでも同じカット加工はできますが、初心者では精度が出にくいです。でもスライド丸ノコなら初心者でも加工精度抜群。
カットする深さも任意で調整できるので、少しずつカットする位置をずらせば溝堀も可能。
スライド丸ノコを買ったらマイターソーステーションを作ることをおすすめします。
マイターソーステーションがあれば同じ長さ、同じ角度の木材を複数カットするときに圧倒的に早く、正確に加工が可能。
デメリットとしてはカットの長さが限られること。可動域が限られるので、ある程度長い寸法をカットするときは丸ノコが必要です。
【オービットサンダー】地味で大変な作業だけど超重要。下地処理には欠かせない工具
木工でキャンプギアを作ったら塗装で仕上げます。キャンプギアに限らず木工で作りものをしたときは必ず塗装は必要です。塗装た方が長持ちしますからね。
きれいに仕上げるには下地処理は非常に重要な工程です。でもこの下地処理は地味な作業で意外と大変。
サンドペーパーで力強く押し付けながら擦らないといけないので腕がパンパンになります。
オービットサンダーを使えばそんな下地処理の作業が圧倒的に楽!
- 下地処理
- R加工
専用のサンドペーパーを取り付けて高速回転で研磨作業をするので、木材を丸く研磨することも可能です。
下地処理だけでなくこんな使い方もあり。
【トリマー】DIYの幅が広がる。面取り、溝堀り、装飾堀りがトリマー1台で可能に!
トリマーがあるとDIYで出来ることが爆上がりします。DIYで本格的にキャンプギア作りをするなら絶対買った方が良い電動工具の一つ。
何と言っても面取りはトリマーでないとできなく、更にトリマーの先に取り付けるビットを交換すれば多種多様な面取り加工が可能に。
- 溝堀り
- 面取り
- 切り抜き
- 木組み
溝堀りはスライド丸ノコでも加工はできますが、スライド丸ノコは可動域が限定されます。トリマーなら深さ、距離は任意でいくらでも加工できるので大変重宝します。
テンプレートガイドがあれば同じ装飾堀りが何個でも複製可能。板を丸く切り抜いたりすることも簡単です。
トリマーの使い方はこちらの記事を参考に
トリマーでDIYが上達!加工の種類、使い方、おすすめのトリマーを紹介!
【丸ノコ】長い寸法のカット加工なら丸ノコ。持ち運びに便利!
丸ノコもスライド丸ノコをできる事は同じです。
- 直角カット
- 角度カット
- 斜めカット
- 複合カット(角度+斜め)
- 溝堀り
ただスライド丸ノコほど精度は出ません。上級者でしたら丸ノコでもスライド丸ノコと変わらない精度が出せますが、初心者のうちは難しいでしょう。
じゃあ、スライド丸ノコがあれば良いのでは?と思うかもしれませんが、丸ノコだからこそのメリットもあります。
- 長い寸法もカット加工できる
- 持ち運びやすいので機動力がある
スライド丸ノコの可動域は大体30㎝くらいなので長い寸法をカットすることが出来ません。丸ノコは特に可動域の制限はありませんので長手方向にいくらでもカット加工することが可能。
また、スライド丸ノコと違ってた卓上に置いて使うものではないので持ち運びが便利。バッテリータイプを買えばどこでも使うことが出来るので、プロの職人さんが必ず現場に持っていくのは丸ノコですね。
どれから買えばよい?優先順位をつけるならこの順番で買うと良い!
どの電動工具から買ったら良いか迷ったらという事で、5つの電動工具を紹介しました。
でも一度に買えないよ!と言う人のために購入の優先順位を経験則から決めました!
- インパクトドライバー
- スライド丸ノコ
- オービットサンダー
- トリマー
- 丸ノコ
私はこの5つの工具を買った時期はバラバラですが実際に使ってみて使用頻度、作業効率、汎用性の3つのポイントから振り返るとこの順番になります。
スライド丸ノコは買った時期が一番遅かったですが、もっと早く買っておけば良かったとめちゃくちゃ思いますね。
簡単にベスト3の理由を書いておきます。
インパクトドライバー
- 何を作るにも必要
- これが無いと何もできない
スライド丸ノコ
- カット精度が抜群
- 同じサイズの長さをカットするとき超高効率
オービットサンダー
- 研磨作業が楽ちん
- 使用頻度が高い
電動工具はDIYの作業効率、作品のクオリティ、自分でできる事を格段と向上させてくれる大きな武器となります。
こつこつテクニックを磨くのも一つですが電動工具があれば大幅に時短できるので、自分が作りたいもの、やりたい事がすぐに叶います。
本気でDIYするなら今すぐ手に入れましょう!
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