『鍋敷き』と言えば、使う頻度は高いのにも関わらず、なくても何とかなってしまう代表格アイテム。
代替しやすいアイテムが故に、わざわざ買うのものなーと思っている人も多いようです。
ただ使用頻度が高いからこそ、見栄えの良い拘りの鍋敷きを持つべきではありませんか?
そこで今回は木製アスタリスク型鍋敷きの作り方を紹介します!
- 使用頻度は高いけど、わざわざ買うまでもない
- どうせなら木製の雰囲気がある鍋敷きが欲しい
- できるだけ安く手に入れたい
木製の鍋敷きはキャンプにぴったりで料理もおいしく見えますよね!
でも買うと意外と高く、そこまで鍋敷きにコストをかけたくない!と言う人は必見です。
- 必要な材料
- 必要な道具
- アスタリスク型木製鍋敷きの作り方
とてもシンプルな作りなので初心者DIYerでも問題なし。
しかもコストをかけずに余った材料からでも製作可能!普段DIYをしていて端材を余らせている人なら実質0円で作れます。
ネット購入でも数千円しますので、わざわざ買うまでもないなーと言う人はぜひ自作にチャレンジしてみましょう!
- 端材からでも作れるので材料費0円でも作れる
- 組み立て式なので荷物にならない
- 木製鍋敷きで料理の見栄えもUP
- 任意のサイズにカスタムできる
私は週末DIYerでキャンプギアを中心に物作りをしています。
当ブログでは、組み立て式に拘ったアイテムの作り方を紹介!その他本業で身に付けた、もの作り全般に関しても情報発信しています!
- イベントの会場設営、店舗をメインとした内装業界に携わり15年(営業職)
- 営業、提案、発注、現場と作り手側を一通り経験
- 田舎に一軒家を持ったことがきっかけでDIYをスタート
- 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中
【必要な材料】余った材料でOK!捨てずに再利用しよう
- 高さ25㎜×奥行25㎜×長さ150㎜の角材×3本
- 100均で買ったコードストッパー
- 塗料
必要な材料は角材があればOK!
DIYをしていると必ず端材が出ますよね。今回作る鍋敷きは端材を再利用しているので改めて材料を買う必要もなくコスト0円で製作!
同じサイズの角材を3本用意できればOK。作りたい鍋敷きの大きさに応じて用意する角材の長さを決めましょう。
今回は15㎝の角材を3本用意しました。コードストッパーは100円ショップで購入!
【必要な道具】角度を測って木を切る&穴を空ける!
- 角度定規
- のこぎり
- スライド丸ノコ
- トリマー
- インパクト+木工キリ
スライド丸ノコとトリマーはなくても大丈夫です。あれば時短できますがのこぎりがあれば製作可能!
角度定規はあまり馴染みがないかもしれませんが、角度が測れる便利な定規です。価格もそこまで高くもないのでDIYをするなら持っておきたいアイテムですね!
木工キリは角材に穴を空けてコードストッパーを通すために使います。
コードストッパーの径+1㎜~2㎜程のキリを準備しましょう。
インパクトはDIYをするには必須工具!
100Vのコンセントから電源を取るタイプとコードレスのバッテリータイプがありますが、お勧めは断然バッテリータイプ!
100Vよりパワーは落ちますが使い勝手は圧倒的に良く、作業効率が上がります。
コードレスのバッテリータイプは電圧(V)によってパワーが違い、電圧が高い方がパワーが増します。
- 10.8V
- 14.4V
- 18V
とりあえず14.4Vがあれば十分でしょう。
【作り方】手順通りにやれば初心者でも出来る!
- 中心を出して溝の線を引く
- 木材を組むための溝を掘る
- パラコードをひっかけるための溝を掘る
- 塗装で仕上げる
3本の木材を組み合わせるだけの単純な作りなので作り方もとてもシンプル。
ポイントは溝の深さと角度!ここさえ間違えなければ失敗はしないでしょう。
先ずは木材を組むための溝の形を鉛筆を使って書いていきます。
どの位置にどのくらいの深さで、角度はどうするかを決めていく作業になるのでとても重要。ここを間違えてしまうと、きれいなアスタリスク型を組むことが出来なくなってしまいます!
- 溝の角度は60度
- 溝の幅は木材の幅+1㎜
- 溝の高さは1/3
溝の角度は全て60度で揃えましょう。角度がズレてしまうときれいなアスタリスク型にならないので慎重に!
60度を精度良く出すには角度定規を使うと良いでしょう。
溝の幅は木材の幅より1㎜ほど大きくしておきましょう。木材と同じ幅だと組むのが大変です!
溝の高さは木材の高さの1/3を基準にして加工します。
溝の高さを間違えると組んだときにデコボコになってしまうので要注意。
最初は気持ち浅めに加工して一度組んでみて高さを調整しましょう。浅い分には修正できますが深すぎると修正ができません!
溝の加工は組む順番が(上)と(下)の木材は同じ加工で(真ん中)の木材は違う加工になる!
(上)と(下)は60度の角度を反転させて右斜めと左斜めを2段に加工します。
溝加工の方法
- STEP1で書いた線に沿ってのこぎりで切り込みを入れる
- 少し横にずらして切り込みを数か所入れる
- 残った木を折る
- ノミとペーパーで平らにする
※写真は別の作り物のときのですが、やり方は同じです!
溝の加工が終わればアスタリスク型に組むことができます!
ここまでくればもう少し!
アスタリスク型の先端にパラコードを通すための溝と穴を加工していきます。
木材の片側は「溝」、もう一方の片側は「穴」の加工です。
穴の大きさはコードの直径+2㎜ほどの大きさで。加工はインパクト+木工キリを使って空けましょう!
※その前に角がとがっていると危ないので、トリマーで角を落としてみました。
※トリマーがなくても大丈夫。角を落とすのはのこぎりでOK!
角が危なくなければ良いので、落とす大きさも自由に決めましょう!
コード用の溝もSTEP2と同じやり方で
のこぎりで切り込みを入れて溝を掘ります。STEP2と同じやり方ですね。
木材がズレないようにクランプでしっかり固定してから始めよう!
細い溝なのでマイナスドライバーやノミを入れてほじくります。最後にペーパーをかけて面を整えましょう。
最後に好みの色で塗装をしましょう。
今回はオールドワックスのラスティックパインを使用。
ワックス状の塗料を木材に塗り込みます。初心者でも色ムラが出にくく、木目がキレイに浮き上がるのでおすすめです。
塗料を塗り込むにはスコットショップタオルが使い勝手が良くおすすめ!
仕上がり具合はこんな感じです!
一回目の塗装が終わったら、しっかりと乾かしてから2回目の塗装をしましょう。
2回塗装したほうが色がしっかりと付いてキレイに仕上がります!
【余った材料でもできる】アスタリスク型鍋敷きの完成!
塗装が乾いたらコードを通して早速組み立ててみよう!
コードを通す順番は木を組み立てる順(下→真ん中→上)に通します。
アスタリスク型の鍋敷きは余った材料で作れるので材料費は0円で製作可能です!
ポイントはSTEP1の線引きを間違えないこと。STEP1の工程を間違えてしまうと、このあとのSTEP2の加工の工程も全部やり直しになってしまうので要注意!
DIYは大きさも自由に決められますし、持ち運びも楽なので大中小とサイズを揃えておきたいですね。
ぜひ参考にしてアスタリスク型の鍋敷きを作ってみてください!
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