木工DIYで物作りをしていると丁番を取り付ける場面は多くありますよね。
丁番の取付けで失敗してしまうと、フタや扉が思い通りに閉まらなかったり、変な隙間ができてしまったりと作品に大きく影響が出てしまいます。
丁番の取り付けでこんな失敗ありませんか?
- 取り付け時に丁番がズレる
- ビスが舐めてしまい締め付けられない
- 真っ直ぐにビスが入らない
原因は下穴の位置とプラスビットの大きさです。
丁番がズレたり真っすぐビスが入らないのは下穴が正確な位置にあけられてないから。
ビスが舐めてしまうのはビスに合ったプラスビットを使っていないから。
これらの原因を解消すれば素人でも簡単かつ正確に丁番を取り付けることができます!
- 丁番の取り付け方
- 下穴を正確にあけるための道具
- ビスに合ったプラスビットの大きさ
特にテクニックは必要ありません。道具さえあればOK!
正確にキレイに丁番を取り付けるコツも解説しますので参考にしてください。
- イベントの会場設営、店舗をメインとした内装業界に携わり15年(営業職)
- 営業、提案、発注、現場と作り手側を一通り経験
- 田舎に一軒家を持ったことがきっかけでDIYをスタート
- 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中
丁番を取り付ける手順
大事なのは下穴!
正確な位置で下穴を空けられれば丁番も狙った位置に取り付けられます。
丁番を狙った位置に取り付けるための手順を解説します。
丁番を取り付けたい場所に丁番を置いて鉛筆で線を書きます。
この時に少しでも角度がズレてしまうと、丁番の開閉が曲がってしまう原因となるので注意しましょう。
定規でしっかりと寸法を測って墨出ししていきます。
線を書いたらその線に沿って刃を入れましょう。
カッターやノミを使います。ひと手間ですが刃を入れておくことでこの後の工程での失敗を防ぐことができる!
ひと手間かかりますが、丁番を上手に取り付けるための重要な工程。
木を削ることによりこんなメリットがあります。
- 取り付けるときに丁番がズレなくなる
- 丁番が出っ張らなくキレイな収まりに
今回は2㎜削ります。使い道具はトリマー!
トリマーがあるとホントにいろいろな加工ができるのでDIY始めるなら持っておきたい電動工具の一つ!
トリマーの刃を先ほど線に沿って入れた刃のギリギリ手前まで近づけます。そうすればキワキワのところはトリマーの刃の回転力に押されて勝手に吹っ飛んで行ってくれる!
線に沿って刃を入れておかないとキワの処理が後で面倒。
少し残った箇所はノミで取ってあげましょう。
削った場所に丁番をセットしたらビス穴を空けます。
ビス穴が横にずれたり、曲がったりすると丁番がズレる原因!
ここが超重要!ど真ん中に真っすぐビス穴を空けましょう!
ここで使う道具が「丁番ドリル!」
正確に下穴を空けられたらビスを止めて完了です。
丁番のビスはとても小さいのでビットサイズには注意しましょう。
ビスより大きいサイズのビットを使うと、うまく嚙み合わず空回りしてビスが締め付けられません。
ビットサイズは2が良いでしょう。
丁番ドリルを使えば失敗はしない!
失敗の原因は下穴のズレが大半です。下穴を正確にあけることができる丁番ドリルはマストアイテムですね。
丁番ドリルがあればほぼ失敗はないでしょう。
ひと手間かかりますが、丁番の厚み分木を削るのもポイントです。
木を削っておけばビスを止めるときに丁番がズレることを防げるので2重で安心です!
丁番ドリルを使って正確に丁番を付けられるようになりましょう!
コメント