簡単に作れるシンプルな花瓶スタンド作り方を紹介します。
使う材料は丸棒と板材だけの単純な組み合わせ。材料費も格安なのでDIYの練習にはもってこいです!
オリジナルの花瓶スタンドを作って早速使ってみましょう!きっと家族の評価も上がるはず!
今回紹介する花瓶スタンドはこちらです。
当記事ではこんな読者の悩みを解決します。
- ちょうど良いサイズの花瓶スタンドが見つからない
- 安くてシンプルな花瓶スタンドが欲しい
- 作りたいけど作り方が分からない
シンプルな花瓶スタンドなら一見自分でも作れそうだけど、実際作ろうとしてもちょっと不安ですよね。
どんな道具が必要?固定の仕方は?材料のサイズは?などなど
当記事を読めばこんなことが分かります。
- シンプルな花瓶スタンドの作り方がわかる
- 必要な材料がわかる
- 必要な道具がわかる
私は週末DIYをしている単身赴任サラリーマン。
DIYは始めたばかりですが、内装業界には長くいますので木工造作は身近にありました!
職人さんからアドバイスを頂きながらDIYに奮闘中!
ちなみに私のプロフィールはこんな感じです。
- イベント、内装業界に携わり15年
- 営業、提案、発注、現場と業界の裏側を一通り経験
- 時間と場所とお金のゆとりをDIYに全力投球
- 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中
内装業界での経験を活かしながらモノ作りの楽しさ、空間創りや内装に関する知識についてブログで発信しています。
今回紹介するの花瓶スタンドはめちゃくちゃローコストで作れる&簡単なのでDIY初心者にはおすすめです!
必要な材料は2つだけ
花瓶スタンドを作るのに必要な材料はこちらです。
- 丸棒
- 平板
たった2つだけ。サイズは花瓶に合わせて決めましょう。
今回使った材料のサイズは
- 丸棒:直径20㎜
- 平板:幅30㎜×厚さ9㎜
この材料を花瓶に合わせてカットして使います。
必要な道具
- のこぎり
- トリマー
- ノミ
- サンドペーパー
- 木工ボンド
唯一必要な電動工具はトリマーだけ。丸棒と平板を接合するために溝るのに使います。
トリマーはできる加工がたくさん!DIYの幅がめちゃくちゃ広がるのでDIYを本格的に始めるなら絶対に持っておきたい電動工具の一つです!
なければホームセンターでレンタルもできますのでぜひ活用してください!
のこぎりは何でも大丈夫ですが、DIY初心者にはクラフトソーがおすすめ!
クラフトソーは刃が薄い(「あさり」がない)ので刃の厚みによる寸法誤差が出にくいです。
もちろん丸ノコやスライド丸ノコがあれば、クラフトソーは必要ありません!
作り方
作り方はとても簡単です。
- 材料をカット
- 丸棒に溝を掘る
- 平板を加工する
- 塗装
- 組み立て
注意点を交えながら解説していきます。
作り始める前に簡単に図面を書きましょう!
図面を書くメリットは
- カット寸法のミスが格段に減る
- 組み立て方を理解できる
- 材料のロスを少なくできる
図面を書くことによって頭の中が自然と整理されミスを少なくすることができます!
落書き程度でも良いので、先ずは図面を書いてから始めましょう!
ちなみに今回書いた図面はこちらです。
この程度でも大丈夫ですよ。
材料をカットする
図面通りに必用な材料をカット加工していきます。
丸ノコやスライド丸ノコなどの電動工具がなくてものこぎりで十分です。
今回カットした材料は丸棒4本、平板2枚です。
- 丸棒4本(直径20㎜×L300㎜)
- 平板2枚(W150㎜×H30㎜×t9㎜)
- スコヤ
- クランプ
- のこぎりガイド
✅スコヤは90度を確実に出して線を引ける便利道具。
✅クランプは木材が動かないように固定する道具。のこぎりで木材を切るときは必須道具です。
✅のこぎりガイドは真っ直ぐにカットできるようにサポートしてくれる便利道具。
フリーカットで切るとどうしても曲がってしまったり、刃の進入角度が斜めになってしまったります。
こちらの商品は直角・角度切りもできて精度も高いです!
材料のカットが出来たらそれぞれ加工をしていきます!
丸棒に溝を掘る
丸棒に平板をはめ込むための溝を掘ります。道具さえあれば簡単に溝堀できるのでご安心を。
ここで必要な道具は
- トリマー
- ノミ
トリマーは溝を掘るのに使い、ノミは最終仕上げに使います。
トリマーを持っていない人はホームセンターでレンタルできますので借りてきましょう!
丸棒に溝を掘るときの固定方法
丸棒はクランプで上から押さえつけてもくるくる回るので別の方法で固定が必要です。
- 丸棒がすっぽりと入る木枠を作る
- 丸棒の両先端に角材を取り付ける
- 丸棒を木枠の中に入れる
詳しくは下記記事で解説します!
【丸棒に溝をろう】木材とビスだけで簡単に作れる固定治具の作り方を解説!
溝を掘る手順
- 墨出し(掘る場所を鉛筆で書く)
- トリマーで溝堀
- ノミで直角を出す
丸棒が固定出来たらトリマーで溝堀をしていきましょう。
【加工サイズ】
- 溝の深さは平板と同じ大きさ
- 溝の深さは5㎜程度
丸棒×4本は同じ位置に溝を掘る必要があるので、正確に墨出しをしましょう。
【加工方法】
- トリマーの刃を5㎜にセット
- 墨に合わせてトリマーを入れる
- 真っ直ぐ、ゆっくり刃を前進させる
- ノミで角を整える
※トリマーで掘った溝は両端が丸く加工されています。
丸く加工された部分をノミで整え、しっかりと直角を出してあげます。
※上の画像は失敗例です。トリマーがちょっとズレてしまいました。。
トリマーは刃を高速回転させて溝を掘っていくので、刃は十分に締め付けて外れないように注意が必要。
真っ直ぐ溝堀できるようにガイドを添えてゆっくりと動かしていきましょう。
詳しいトリマーの使い方は下記記事で解説します。
トリマーで脱初心者!DIYの幅が格段に広がる!できる事や使い方、最初に買うべきトリマーは?
平板を加工する
平板は交差させて使いたいので、交差部分に加工を加えます。
出来上がりはこんな感じです。
ここで使う道具はのこぎりとノミ。
平板の加工手順
- 墨出し
- のこぎりでカット
- ノミで整える
先ずは墨出し。平板が交差する部分に墨出しをしましょう。
【加工サイズ】
- 深さは平板の幅の1/2(半分)のサイズ
- 幅は平板の厚みと同じサイズ
【加工方法】
- 両側の墨通りにのこぎりでカット
- 墨の内側を何か所かのこぎりでカット
- カットして薄くなった板を折る
- ノミで細部を整える
塗装
材料が準備できたら好きな色に塗装しましょう。
塗装は木を長持ちさせるコーティングの役割もあるので、面倒がらずに必ずやりましょう。
着色せずに木の色味をそのまま生かしたい人はクリヤー塗装がおすすめ。
今回は着色せずにクリヤー塗装を施しました。
塗装する前の下準備としてペーパー掛けをしましょう。
- #120程度で粗削り
- #240~#320で仕上げ
塗装のノリも良くなりますし、毛羽立ちも防げます。
今回は水性クリヤーで塗装しました!
【3STEP】組み立て簡単!
材料が準備できたら組み立てです。
ここまでくれば完成間近!組み立ては木工ボンドで固めていくだけなので超簡単!
はみ出したボンドは水を含んだ布で素早くふき取りましょう!
木工ボンドははみ出るくらいの量で大丈夫です。
量が足りないとしっかりと接着されないので多めに付けましょう!
はみ出した木工ボンドは水を含んだ布で拭きあげればOK!
ひたすら放置!丸一日乾かしましょう。
完全に木工ボンドが乾いたら完成です!
【まとめ】最初に作るのにちょうど良い!
初心者でも簡単に作れるシンプルな花瓶スタンドの作り方を解説しました。
作り方、必要な材料、道具のおさらい。
- 材料をカット
- 丸棒に溝を掘る
- 平板を加工する
- 塗装
- 組み立て
- 丸棒
- 平板
- のこぎり
- トリマー
- ノミ
- サンドペーパー
- 木工ボンド
ちょっと難しいのは丸棒の溝堀りくらい。
組み立てはプラモデルより簡単!
材料費も500円以下で済みますし、半日あれば完成するので最初に作るDIYアイテムとしてもおすすめです!
花瓶をスタンドにおいてあげるだけで効果的なアクセントなるのでぜひ試してみてください。
円柱型の花瓶と相性がよいですね!合わせてどうぞ!
コメント